介護で気をつけたい褥瘡

介護で気をつけたい褥瘡

褥瘡(じょくそう)というのは、床ずれのことです。私も少しは話に聞いていましたが、少し赤くなる軽いものから、青黒く打ち身のようになって、皮がむけて化膿して痛々しい傷になるものまで、すべて褥瘡によるものだそうだそうです。

 

私の祖母は、肺炎で入院してから寝たきり生活になりました。入院中の半年は、看護士さんがこまめに体位を変えてくれていたおかげで目立つ褥瘡もなかったのですが、退院して家で介護をするようになってから、すぐにお尻の部分に大きい赤くなったアザが出来るようになってしまいました。

 

一度でも褥瘡ができてしまうとなかなか治らず、また紙パンツが当る部分なので患部を清潔に保つことが難しく、化膿して痛そうにしていました。介護用ベッドを使っているので上半身を起こしてテレビを見れるようにもできるのですが、お尻に重心がかかるせいか、痛がってすぐにベッドを倒してしまいます。

 

訪問介護に来てくださるヘルパーさんいわく、「とにかく褥瘡は、出来てしまう前に予防するのが肝心です。」ということで、シーツのシワを極限までなくしたり、足のくるぶしとくるぶしの間にも座布団をはさみ、右向き左向きの傾斜の交換は1時間おきが理想など色々教わりました。

 

なかなか普段忙しいなかで完璧に体位をかえることは難しいですが、家族で気をつけて診ていこうと思います。

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