介護者と被介護者だけではない関係を

介護者と被介護者だけではない関係を

介護というと、辛いというイメージを抱く人も多いかと思います。確かに、人ひとりの生活をサポートするということは大変なことではあります。

 

介護する側にとって体力的な辛さなら、デイサービスを受けるなどして負担を減らすこともできるでしょう。しかし、精神的にはどうでしょう。体は休められても不安で気が休まらない、なんてことはありませんか?

 

そんなときは少し見方を変えて、介護を必要とする人を「人生の先輩」として考えてみるといいかもしれませんね。お年寄りや、大病を患った人、または身体のどこかに不具合があるという現状について、よく話し合ってみてください。

 

誰しも、好きで不自由な体や、介護が必要な体になるわけではありませんし、そうなるまでの過程で色々な体験をしている人と、じっくり話をする時間はとても貴重なものだと思います。

 

介護をする側の人が、被介護者に「手を取られている」などという考えに凝り固まってしまえば、被介護者も意固地になってしまうというものでしょう。自分とは違う経験をし、違う人生を歩んできた先輩と過ごす時間を、どうか大切にしてください。

 

介護に置ける人間関係で、まず大事な一歩は、十分な対話から始まるものだと思います。

 

 

訪問入力における看護師の作業に関して

少子高齢化が進む現代においては訪問入浴を行う求人が増加しています。
訪問入浴は介護を必要としている場合に自宅訪問によって入浴のケアを行う看護師の仕事です。
一般的に看護師が一名と介護スタッフが二名あるいは三名程度が一つのチームとなって行います。
まずチームメンバーが集合した後、巡回入浴車に乗り込み訪問先へと出発します。
自宅へ到着した際には看護師が状態の観察及びバイタルチェックを行います。
次に巡回入浴車から浴槽を出し、自宅に設置した上で入浴の準備を進めます。
訪問入浴を受ける対象者の脱衣介助を行った後、移動及び入浴に関する介助を行います。
(併せて全身の状態を観察します)
必要に応じて湿布や軟膏あるいは消毒等の処理を行った後、着衣の介助を行います。
入浴後に再びバイタルチェックを行い必要事項を記載します。
看護師の担当はバイタルチェック及び入浴後の処置になります。
ちなみにバイタルチェック及び入浴後の処置以外の業務を看護師が行うかは勤務先の判断に委ねられている場合が一般的です。
基本的には臨機応変に対応する事が望ましいです。
訪問入浴は一日に数回程度実施する場合が一般的です。
件数や就業時間等は勤務先によってさまざまである為、事前に確認する事が大切です。

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