双方に心地の良い介護を

双方に心地の良い介護を

高齢化社会が進み、介護の悩みをもつ方も増加しています。

 

双方にとって心地の良い介護をするには、介護をする側と受ける側、どちらにも言えますが、実践するのはなかなか難しい事です。

 

特に核家族化が進む今、ある日いきなり家族が介護を必要とする状況になれば、誰しもが戸惑うのは当然です。そんな時、被介護家族の生活すべてを家庭内でフォローしようと気負う必要はないと思います。なぜなら、介護施設や在宅サービスなど、家の外に頼れる場所はいくらでもあるからです。

 

「家族のことを人任せにするのは気が引けて…」という声はよく耳にしますが、そんなことはないんです。昔は、家族の人数も多く、隣近所に親戚家族が住んでいたりして、みんなで協力して介護をしていました。

 

時代が移り変わった現在では、そのような地域のつながりが薄れてしまっており、また家族構成の形も変わってしまっているため、外部にある専門の施設やプロの手を借りるのは当然の選択ではないでしょうか。

 

家族で介護をするのは理想ですが、自分達だけで頑張りすぎる介護は、する側にとっても受ける側にとってもストレスになることが多すぎるのが現実です。甘えられるところは甘えて、介護する側もリフレッシュすることを忘れずに、できる範囲のことをしっかりと続けていくことが大事だと思います。

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