病院で経験を積んだ看護師さんの転職の現状
看護師は手に職だというのは、よく言われていることだと思います。
病院で数年の経験を積んだ人にとっては環境が変わったとしても、再び看護師として再出発はしやすいです。
私がよく聞くケースとして、看護師として数年働いている人が看護師を辞めて、海外でワークキャンプをしたり、沖縄に１ヶ月ほど滞在したりと、オンとオフを切り替えて仕事をしている人がいます。
看護師は人の命をあずかっているとても大変な仕事です。
精神的にも体力的にもつかれることが多いため、そのように仕事→長期休養→復帰という形がよく見られます。
その場合、ほかの職場での新しい勤務というのも多いと思います。
辞めた理由にもよりますが、人間関係がうまくいかなかった等の理由でしたら、他の職場で復帰というのが多いと思います。
また夜勤が大変だった、妊娠・出産をして常勤として働くのは今はできないという理由でしたら、派遣やバイトという形で看護師の転職が可能です。
看護師は一般的に需要より供給の割合が高い職業です。
そのため、様々なライフスタイルにも対応してくれる職場が多いです。
短時間の勤務、週に数回の勤務、土日休み…など人それぞれの就職形態がありますので、自分にあう仕事を探し出してみてください。
一般的なイメージと現実の大きな差
看護師と言えば、求人も多く不況にも左右されにくい職種だというイメージや、
給料が良い、仕事がきつい、など様々なイメージを持たれているような気がします。
勤務先によって異なるのは当然ですが、世間が思う程給料が良いわけではなく、
給料が高いというのも月に何度も夜勤をしたり、患者さんの急変などで
残業が多くなりがちという特有の事情があってのことで、夜勤も残業もなければ
一つのミスが命に直結する現場であるにもかかわらず、一般企業並みであることが殆どです。
その仕事内容も、肉体労働と言っても過言ではないほどの現場も多く、
看護師である多くの女性が、体格の良い患者さんの移動をしなければならなかったり、
体の向きを変えなくてはならない、時には暴れる患者さんを抑えなくてはならない場面にも遭遇する
ということからも伺えると思います。
また、どんな感染症の患者さんでも受け入れるのが病院であり、
施設内で感染症が発生しても自分が罹患しない限りは勤務を続けなければならないと言った
危険性とも隣り合わせです。本当に心身ともにきつい仕事だと感じる場面は多いし、危険も常につきまといます。
それでも、世間ではその分高いお金を貰っていると思われがちで、なかなかその実態は知られていないのが現状のような気がしてなりません。
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